韓国映画「パラサイト」前
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韓国映画の「パラサイト」がアカデミー賞作品等を受賞。
これにより左派陣営の鼻息が荒い。日本映画も出来なかった事を韓国映画がやった。これでエンタメは日本を超えた。もう日本は終わり。隣国の祝い事なのに祝福する気にもならない。
確かに日本映画のみならずアジア映画の快挙
には間違いない。実際日本映画は取ってないのたから。しかし、日本映画が世界に与えたインパクトは確かなものがある。クロサワ映画、ゴジラなど数え切れない。その点に置いても日本映画の評価は変わりはない。
アカデミー賞はロビーで決まると言ってもいい。
これはもはや当たり前と言える。これは賞モノすべてにおけるのかもしれない。売り込みと言うべきかロビー活動というべきか。とにかくロビーなくては賞レースにも乗れない。日本映画も韓国映画も欧米人が見たいか、といえば一部に好きな人はいるだろが、興味無い人の方が多い。だから、しっかりと営業をかける必要がある。
国家戦略でエンタメにチカラを入れる韓国
韓国の放送関連の年間輸出額は2,000億以上と言われ、日本の5倍以上らしい。韓国は国が積極的に金を出している。「パラサイト」はカンヌでパルムドールを受賞して、その後の映画賞を取りまくった。特に全米俳優組合賞でキャスト賞を受賞。この映画賞はアカデミー賞の投票権を持つ、アカデミー会員が多く、ゴールデングローブ賞の受賞にもつながった。
珍しく戦略的
アカデミー賞受賞は偶然ではなく、戦略的であった。「パラサイト」の制作、配給会社を傘下に置くのが、「CJグループ」という組織。あのサンスン創業者の孫娘が副会長。豊富な資金力でアカデミー賞を取りに来た。アカデミー会員一人一人にアプローチして、韓国流の猛アピールをしたようだ。
日本も見習うべきところはある
日本はどうしてもロビー活動が苦手である。自虐史観を洗脳されてるのか、日本をアピールするのに抵抗がありそうだ。作品自体は日本映画も引けはとらないのだから、欠けてる部分はそこであろう。韓国に先を越されたと嘆くより、積極的に攻めの活動をするべき。