志村けん 武漢肺炎で死去
志村けんが死去した
先週、武漢肺炎に感染したと発表した志村けんが死去した。70歳だった。高齢とはいえ、お笑いの大御所の死去は、今後の日本の感染症対策に影響をもたらすであろう。
私は今年で50歳になるが、まさにドリフど真ん中世代である。それだけにこのニュースはヘコむ。
コントの鬼
世代ごとで志村さんのイメージは違ってくる。中高年ならドリフターズ、30代なら志村けんのだいじょうぶだ〜
更に若くなると志村動物園であろう。
これだけの世代に違ったイメージを抱かせるだけでも凄い業績である。
志村さんといえばやはりコントの鬼というは外せない。最近ではあまり見られないコントを追求し続けた。
コントというのは一番短い芝居と呼ばれる。しかもその中で笑わせることは難しい。
志村さんは果敢にこのコントにこだわって笑いを追求してきた。
たくさん映像で残っているのでまた見直してみたい。
しかし、昨今のメディアはコンプライアンスなどという表現の自由を制限する動き。志村さんも苦労したと思う。
それだけにバカ殿様でゴールデンタイムにおっぱいを見せたコントには度肝を抜かれた。
当然、批判はたっぷりあったが、私は志村けんのコント魂を見たような気がした。
なぜか出てくる安倍批判
志村さんの死去の報道に、なぜか安倍批判がチラホラと沸いてくる。
発病から死去までが早かったせいなのだろうか。安倍総理の感染対策にケチをつけてくる。
発熱してから4日間は自宅で様子を見てくださいという条件がある。志村さんは倦怠感を覚えてから2日ぐらいで急変したそうだ。
それを踏まえて、「4日間なんてこというから志村さんは手遅れになった、安倍が殺したんだ」などとネットで安倍批判が出ている。
何でも安倍批判である。まず、高齢者は4日間には当たらない。それからイタリアでは発病から死ぬまでに平均8日と出ている。
このウィルスは8割は軽症なんだけど、急速に悪化することが稀にある。志村さんは稀なケースだったんだろ。
日本の感染対策は間違ってない。
志村さんの死去で中国発、武漢肺炎の見方が変化するであろう。
しかし、日本の対策は間違ってない。このまま乗り切るべきである。これで変に検査を増やしたり、発熱外来など設置してはいけない。
これをやると医療関係者に感染者が出る。医療機関は限られている。ようは天井がある。更に感染者が出たり、院内感染すると医療機関の天井が下がってくる。
イタリアや韓国では医療関係者が感染して医療崩壊を招いた。なぜか日本のメディアは報じないが。
憎むべきは中国と日本メディア
そもそも中国が感染を隠蔽したからこんなことになった。しかもWHOに手を回して春節の渡航制限をさせなかった。すでに日本では武漢の感染者が確認されてたのにだ。
中国が適切な処置と対応すれば世界的なパンデミックにはなってない。しかも世界の死者3万人を超えている。
中国の責任追及は世界各国がやるだろう。
そして日本メディアにも責任追及は及ぶ。武漢の観光客が感染してた。すでに国内にウィルスが入り込んでいた。にも関わらず中国人差別になると国籍から、痕跡まで非公開にした。
感染症は時間との勝負。初期段階でどれだけ情報公開するかに感染拡大の予防になる。
それをメディアは隠蔽したのだ。これは大罪である。しかも政府の対応を後手後手と批判するのだから、やってることは中国と変わらない。
世界は中国と日本メディアにキッチリ制裁するべきだ